待ちに待ったOculus Touch が届いた!
早速セットアップしてTouchのチュートリアルを起動…。
凄い…本当に自分の手がVR空間に存在している!!『親指』にボタンとアナログスティック、『人差し指』と『中指』にトリガーがあり、それぞれが3段階(指を離す、つける、押し込む)で認識しVR内の指が動く。
そしてこのトリガーが柔らかく、無駄に力を入れずに手を握る動作ができるのがこれまた凄い。
「物を持った時の感覚はViveコンの方が優れているんじゃないか」なんて言われてましたけど、このトリガーのおかげでそれすらもTouchの方が優れているように思います。
そんなことを考えながらチュートリアルを終え、次にアップデートでTouchに対応した
『The Climb』を起動。
元々はXBOXコントローラで操作するタイプのゲームでしたが、Touchで操作するとまるで別物。
実際に手を四方八方に伸ばしロッククライミングするのが楽しい…のですがここで問題発生!
Oculus本体のケーブルはビンビンに伸び切り、手を上に伸ばすとTouchがセンサー範囲外に出てしまい認識不能になってしまう。ここら辺がOculusの弱いところですね…。
こりゃいかん…ケーブルの延長が必要だ!ということで、
本体とセンサー、両方の延長ケーブルの購入を検討することにしました。(センサーの延長については、2台目の距離を離し、より上方に設置することで認識範囲が広がるのではないかと考えた。)
ついでに、「Oculusで使いまくるUSB3.0のポートを増やしたい」、「Oculusで遊ばない時にケーブルを接続したままセンサーをオフにしたい」と考え、
『スイッチ式のUSB3.0ハブ』の購入も検討しました。全てうまくいった訳ではないですが、
OculusはHDMIやUSBの相性問題がよく話題になるため、今回試したことを書き置いておこう、というのがこの記事の趣旨。
前提
Oculus Touchを使用するには
USB3.0接続のセンサーが2台必要。
1台はOculus本体に付属、もう1台はTouchに付属。
ルームスケールをする上で公式が推奨しているのは3台目のセンサーの設置。
(こちらはUSB2.0でOK。センサー単体を買うと5mのUSB2.0延長ケーブルがついてくる。前方2台はOculus+Touchの両方を捉えるためにUSB3.0が必要で、後方に設置する3台目以降はTouchのみの認識となるためUSB2.0でよいのだそう。)
最初はセンサー3台目の購入を考えたが、お金を出し渋って2台で何とかならないかと考えた次第。
5m以上に延ばせるUSB3.0リピーターケーブルを使ってセンサーを対角設置すると快適になったという報告もあるが、「延長ケーブルにここまで金を出すなら3台目買うわ!」ってことで今回は見送り。
とりあえずセンサーは前方方向に2台と想定して、安くすむ2m程度のUSB3.0延長ケーブルを検討した。
購入したもの
HDMI延長ケーブルUGREEN GROUP LIMITED
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amazonのレビューでOculusの動作報告があったためこちらを購入。
2mだとブラックアウトするというレビューもあるため、1mの方を選択。
USB3.0延長ケーブルUGREEN GROUP LIMITED
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本体用とセンサー用の2本を購入予定だったので、レビューも良く2Packでお買い得だったこちらを購入することに。
(今amazonを見たら最新のレビューが「Oculusセンサーとやや相性問題アリ」という内容でビックリしましたが、自分の場合は問題なく動作しているのでこのまま紹介しちゃいます。)
USB3.0ハブElecTown
売り上げランキング: 5,996
セルフパワー可能で、横方向に接続できるタイプが欲しかったのでこちらのハブを購入。
誤って購入されると困るので先に言ってしまうと、このハブでセンサーは動作しませんでした。
検証:Oculus本体
Oculus本体 → HDMI延長ケーブル → PC(HDMI)
Oculus本体 → USB3.0延長ケーブル → PC(USB3.0ポートに接続、以下略)○Oculus本体 → HDMI延長ケーブル → PC(HDMI)
Oculus本体 → USB3.0延長ケーブル → USB3.0ハブ → PC○本体をハブに繋ぐつもりはなかったんですけど一応試してみました。
結果、延長ケーブルとハブを挟んでも正常に動作してくれました。
検証:センサー
センサー → USB3.0延長ケーブル → PC○センサー → USB3.0延長ケーブル → USB3.0ハブ → PC×センサー → USB3.0ハブ → PC×ハブ使えんか~(; ・´д・`)
ハブはセンサー1台だけを接続した状態、セルフパワーで電源供給した上で、PC側のUSB3.0ポート全てを試しても認識しなかったため、
今回購入したハブはどうあがいても使えなさそうです。センサー → USB3.0延長ケーブル → USB3.0ハブ → PC(USB2.0ポート接続)○と思いきや
USB2.0なら認識するんだな~これが(; ・´д・`)
ハブにセンサー2台同時接続で余裕で認識。USB3.0必須ちゃうんかい!
ただ、これでゲームを遊ぶと若干ながらTouchのレスポンスが悪くなっているのが感じられます。
それでもプレイに支障がでるほどではないですから、センサーの内1台はUSB2.0接続にしてしまうというのも手ですかね。
延長ケーブルにしても、USB2.0なら5m以上が安く買えますしね。
自分はより良い環境で遊びたかったため、この方法は採用しませんでした。
結果

Oculus本体とセンサーの延長自体は上手くいったため、2台目のセンサーをより離し、上方に設置(viveの時に使った
突っ張り棒 と
ポール用雲台を流用した)することで、
正面で使う分においてはほぼストレスなく動き回ることができるようになりました。
しかし、自由に動き回れるようになると今度は
後ろを向きたくなってしまうのです。
ホンマ人間の欲望は底知らずやで~。
後ろを向くとTouchが体に隠れて見失うことが多くなります。
ってことで
結局3台目のセンサーを注文してしまいました( ̄▽ ̄;)
ちなみにセンサーでは使えなかったUSB3.0ハブですが、Oculus本体を接続してスイッチのオンオフができるのでこちらで使用しています。
センサーはこれまで通りPC本体に直接接続し、使わない時は抜くという原始的手段をとっています。
センサーで使えるスイッチ式のUSBハブないのかなー。
以上、解決したんだか何だかわからない、あくまで備忘録な記事でございました。
追記
Oculusセンサーを認識するスイッチ式USB3.0ハブが見つかりました!
次回記事:Oculusセンサーで使えるスイッチ式USB3.0ハブ
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